枯葉じゃないよ
バスで5つ乗ったところにあるお寺の庭でケンモンミドリキリガを観たと聞いたので、 行ってみたけれど見つからず。成虫だもんね。移動するよね。 で、がっかりしながらバス停からうつむきながら自宅へ向かうトウカエデの葉が散り始めた道で・・・ あれ、これ枯葉じゃないでしょ。 体も大き目だし触覚をみるとメス。...
View Articleムクロジの実
立川でむしむし探検隊という活動をしている加藤禮子さん。 さっき、FBにこんな投稿をされていました。 加藤禮子さんの投稿。 小学校で羽根つきを教えてきました。2年生相手の授業です。 ... 羽根つきを教える、、、不思議な感じがする方もいらっしゃるかと思います。 今時の小学生は、相手が打てないようにやり込める、と思っているようです。 テニスやバドミントンとは、違うのです。...
View Articleアケビ喰いのこれは?
散策の途中でアケビの葉をひっくり返していたら、ん? 指先になにかクニャっとしたものが。 うっすらピンクで、2センチある。 手持ちの図鑑を見たけれど、似ているのはあるものの、アケビ喰いのものがない。 金属のフェンスにからんだアケビにいたので、周囲にはほかに植物もなし。 シャクガの仲間かな? ひきつづき、調べてみます。
View Article思いがけないプレゼント
現実にいるような、いないような虫柄・・・・ヴィヴィアン・ウエストウッドのバンダナもらいました。 そして、思いがけなく、なんとオキナワルリチラシの幼虫も! 年末にはこんなどきどきしちゃうのような思いがけないプレゼントがいくつかあって、 今年もみなさまのおかげで、いい一年でした。 どうぞよいお年をお迎えください。
View Article春の香りはまぼろし?
風もなく、暖かいので家の近くの多峯主山(とおのすやま)へ登ってきました。 といっても途中の見晴台までだけど。多峯主山は標高271mしかなくて、運動目的で慣れている人はトッ、トッ、トッ、と20分くらいで山頂までかけ登るというけれど、最後の傾斜が険しい。 虫を観ながら登ると1時間半かかる山登り苦手な私は、山頂まで行ったのは一度だけ。...
View Articleオキナワルリチラシ幼虫の毒粘液!
昨年暮れに8ミリの2齢幼虫をいただいたオキナワルリチラシ。 食草のヒサカキの葉をもりもり食べて、大きいものは20ミリを超えました。 ヒサカキは近隣にたくさんあるので、毎日新鮮な採りたてをあげています。 昨日、掃除をしようと飼育容器の蓋をあけると・・・あれ?毛先に水滴がたくさんついている・・・。 こんなことは初めてだけれど、容器の中が過湿なんだろうか?...
View Articleかった~い、木化した繭!
きのうはガの専門家たちと都内の公園へ遠征。 目的はオオモクメシャチホコの越冬繭を見つけること。 これがねえ・・・なかなか難しい。 なんと、こんな風に樹皮のなかにしっかり埋まっているのです。 これは羽化したときの穴が開いているので殻ですが 生きている蛹入りの繭の多くは、樹皮の奥に埋まっている! しかも、繭は木化していて、すごく硬い。 樹皮の内側にしっかりくっついている。...
View Article春始動
気が付いたら前回記事をアップしたのは2月。 ずっとなまけていました。 とはいえ、虫さがしも虫育もいつもの通り。 まず飼育していたオキナワルリチラシがついに羽化したことから。 うーん、美しい 石垣島で初めて見つけたときの感激がよみがえってきます。 緑色の虫は数おおけれど、この深い緑色は忘れられない色。 腹側には青と黄色と白が隠れています。...
View Article新葉ひらく
サクラもコナラもクリも、冬の間固く閉じていた新芽からみずみずしい葉がひらいてきました。 クリの幹にいたコミミズク クロボシツツハムシ ウスタビガの幼虫もね。 サクラには、頭部に赤いしるしが見えるヒメヤママユの幼虫。まだ5ミリ。 クロヒラタヨコバイ サクラに数匹はりついていたこれは? カイガラムシの類かな?...
View Article葉上のドラゴン
昨日Iさんから「ウコンカギバ幼虫、要りますか?」 要ります、要ります! 去年5月に近所のアラカシの葉上でふと見つけたウコンカギバの幼虫。 成虫は知っていたけれど、 幼虫がこんなだとは! でも終齢だったので2日後には蛹化。 蛹も突起があって面白い形だったけど、幼虫をもっと見たかった。...
View Articleカトウツケオグモ!!!
毎日が変化、変化で書くことがたまってしまいました。 が、まずは今朝の近所散歩で見つかったカトウツケオグモ(メス)。11ミリ。 図鑑『日本のクモ』によると、『個体数は極めて少なく希少種。里山、山地に生息。和名は高尾山で本種を初めて見つけたセミ学者の加藤藤正にちなむ』とある。 朝からこんなのが見つかると、テンションあがる。 きょうは池袋へ、何か美味しいものを買いに行こう、と思っていたけれど...
View Articleメマトイ対策
野外を歩くとアイツが五月蠅いこの季節。 数年前眼の中にはいっているのを、なんか違和感感じながらもそのまま寝てしまって、 翌朝下まぶたの内側に死骸が!!! あわてて眼科に。こやつは感染症を媒介するからね。 で、 花粉症ではないけれど念のために持っていた花粉用のゴーグルをきょうかけてみたら・・・ピタッとアイツが来なくなった。!その「ピタッと」感があまりにすごくてびっくり。...
View Articleすてきな「預かりもの」、羽化間近か
今年3月はじめに、近くの小学校のチョウクラブのみんなと、地域のオオムラサキ越冬幼虫探しに行きました。 そのとき見つかった幼虫のうち、何匹かを預かっているのが、越冬から目覚めて、エノキの葉を食べてすっかり大きく(40ミリ)なりました。 夕方になると活動的になる「ムーちゃん」(オオムラサキ幼虫の愛称)。 今まで何度か「ムーちゃん」を見たことはあるものの、オオムラサキセンターのビバリウム内だったり、...
View Article耳のうしろに・・・
きのうは近くの谷津へ。 気温が高いといっても湿度が低いので気持ちいい。 で、いろいろ観て、バスで飯能駅へ。駅中のカフェで、こんな日はソフトクリームだ!と、席について・・・ 左耳の後ろがなんかうすら痒いような・・・。 手をやるとなんかつぶっとしたので、手でさっと払うと… アイスティののったトレイの上に落ちたのは、これはダニじゃない?! 紙ナプキンのうえにのせて容器に収容。...
View Articleオトシブミから出てきたのは
山道に落ちていたオトシブミ。 切り落とすタイプの種のオトシブミだな。 何が出てくるのか、と数個ひろって帰りました。 オトシブミは、オトシブミから出てくるときはすでに成虫。 4日後、出てきたのはウスモンオトシブミでした。 ウスモンオトシブミの主な食樹はキブシ。 オトシブミが落ちていた道の上に生えていたのはキブシだったのか。 また虫に木の名前を教えてもらいました。...
View Articleいろんなことが目白押しの季節
毎年のことですが、5月はじめから梅雨明けまでは、大忙し。 ブログの更新も滞りがちですが、いろんなことが進行しています。 えーと・・・何から・・・ 一昨日は、連載している記事の取材で、2年ぶりに高尾に行ってきました。 いい虫をたくさん見てきたフィールドはなつかしい。 この日は、植物の専門家 Iさんといっしょ。 どんどん木や草の名前を教えてもらえて、いつもとはちょっと違う散策に。...
View Article雨上りの散策で
この2週間くらいの間に、近所で観たいろいろ。 マドガ ヒョウモンエダシャク アリグモの一種 キンモンガ ムラサキシジミの卵? テングチョウ キベリトガリメイガか? マダラアシゾウムシ セマダラコガネ コイチャコガネ 去年と同じ場所に出てきたヘビ。 アカスジキンカメムシ交尾
View Article仙台へ
6月末、仙台へ遠征。 なぜ、仙台へ? それは一冊の写真絵本から。 今年はじめに飯能のフィールドでごいっしょした昆虫写真家 中瀬潤さん(水生昆虫を主なテーマにしていらっしゃる)からいただいた 『うまれたよ!アメンボ』 アメンボの一生を丹念に描いた力作です。 何よりも、表紙をめくった最初のページにあるこの写真 この溜池を舞台にアメンボの一生が描かれています。...
View Articleそうだ、『ぐんま昆虫の森』行こう!
・・・・・・とは、簡単に言えない『ぐんま昆虫の森』。 何度ルート検索しても、我が家から片道4時間はかかる・・・・・・(車なら2時間くらいだが、私は運転しないので)。 泊まる? いや、付近に宿泊施設がないようだし、荷物も増えるし・・・とりあえずは「弾丸」で。 ということで、一度は行かねばと思いながらなかなか踏ん切りがつかなかった『ぐんま昆虫の森』。...
View Article川邊透さんの新著『癒しの虫たち』
『むし探検広場』の名園長にして、『昆虫エクスプローラ』の名管理人、そして名著『昆虫探検図鑑1600』の著者として現在関西地域を中心に大活躍の川邊透さんが、伊丹昆虫館スタッフの前畑真実さんと共著発売!(レピブックス刊 1400円+税)。 虫初心者たちを「虫沼」に引きずりこむべく、虫の魅力をこっちの角度から、あっちの角度から、多方面から紹介。...
View Article