ウスギヌカギバ、羽化しました
今年1月22日に12㎜ほどの大きさで見つけたウスギヌカギバの幼虫。 一か月ほどで、きょう羽化しました。 開帳25ミリほど。 触角の形からするとオスかな? この粘液がたら~っと垂れているような模様。 何に擬態しているのでしょう。 模様部分をアップしてみると、銀粉みたいなのがついています。 蛾ってほんと素敵。 こんな顔です。...
View Article里子がやってきた
虫友のSさんから、調査のために採卵したイボタガの幼虫、欲しかったら里子にだします、と 連絡があり、ぜひ、とお願いしました。 孵化したばかりなので、まだ10ミリ。 でも小さくても只者ではない存在感はすでに。 5年前に見つけた卵。 蛹までうまく育ったものの、冬の蛹管理がうまくいかず、 羽化を見ることができなかったので、今度こそはと意気込んでいます。 なにしろ、蛹の時間が長いのだ。...
View Article虫とWi-Fi
新型コロナでみんな自宅にいる今、通信量が増えて、Wi-Fiが超低速になり、 ブログも更新できず。 やっともどってきたので(でもまだいつどうなるか・・・)更新できました。 うちのほうは、ちょっと山のほうなので、つながりが悪いんです。 数分のところにあるバス停ではばっちりなんだけど。 虫がたくさんいるのと、Wi-Fiが問題なくつながるのと、どっちを選ぶか、で虫を選んだので 仕方ないですね。...
View Article通行人が増えました
うちの前の道は、低山に沿ってゆるやかな坂の道になっています。 外出自粛により、この道を通る人が増えました。 といっても、今まで一日に3,4人だったのが、20人くらいになったというだけなんだけど。 たいていの人はマスクしていません。 私も幼虫たちの食草を家から数分の場所に採りにいくときは、無マスク。 マスクも限りがあるし、今まではひとりも人に会わないことがほとんどだったので。...
View Article『つぶつぶ ころん』できました!
2018年の秋、ブログに載せたこの写真をきっかけに 福音館書店刊『ちいさなかがくのとも』から、絵本『つぶつぶ ころん』が生まれました。 私は自宅の東側の出窓を、幼虫ファームにしているのですが、 ある朝落ちていた幼虫のフンの写真をみた『ちいさなかがくのとも』編集部のYさんから、 「この光景をもとに、絵本ができないでしょうか?」と連絡をもらいました。...
View Articleウスタビガのマユづくり
飼育してきたウスタビガのマユづくりがはじまりました。 こうやって糸を吐きはじめたら開始。 体を曲げてあらく体を糸で包んでいく。 糸を吐きはじめてからここまで半日くらい。 今年は虫友のおかげで、育てた幼虫の数が多いので、なかには日中にマユをつくるものもいて、徹夜しないで済むのがありがたい。 こっちでもはじまった。 形になってきたね。...
View Articleオオトラフコガネのツーショット
きょうは64の日です。 Iさんが、「もう出ていますよ!」と教えてくれたので、行ってみました。 都内にいたころは、高尾山までいかないと見つからなかったけれど、 埼玉に来てからは、ぐっと近くで見られるのがうれしいです。 毎年みている細い山道を歩いてみましたが、見つかりません。 どっかにいっちゃったのかなあ、とさらに歩いていくと、 「ぶーん」と翅音。 とまるのを待ってよくみると、いたーーー。...
View Articleオオトラフコガネ、たまご~!!!
今年は去年よりたくさんのオオトラフコガネと出会えました。 でも、♀メスって少ないんだよね。 どうしてなんだろう? もう6,7年前に初めてみたメスを飼育したことがあって、 なんと、知らない間にマットのなかで、幼虫が6匹育っていた。 で、もう興奮して、飼育マットや瓶も新調して、1匹ずつ別個に飼育することに。 しかし、ああこれが失敗でした……。 そのままにしておけばよかったのに、と後悔しきり。...
View Articleナツフジに薄緑色のウラギン幼虫
きたよ、きたきた。 新開孝さんの仕事場の窓のすぐ外のナツフジに、ウラギンシジミの幼虫がたくさんつく、ときいて、うらやましくて。わがままを言って、関東では見たことがないナツフジの幼木を送っていただいたのが2年半前。フジの根を掘り上げるのはほんとたいへん。ありがとうございました。...
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